沖縄で田舎暮らし・タイニーハウスは本当に可能?

「沖縄で自然に囲まれて暮らしたい」「タイニーハウスでゆっくりとした時間を過ごしたい」――そんな夢をお持ちの方へ。
およそ1,000万円の予算があれば、土地を購入し、そこにタイニーハウスを建てることは十分に実現可能です。

その理由は、以下の2点にあります:

  • ① 沖縄北部・やんばる地区には、まだ手頃な価格の土地が残っていること
  • ② 弊社のタイニーハウス・プレハブキットなら、DIYで建設費用を大幅に抑えられること

土地を購入する際に特に重要なのが 「地目(ちもく)」 です。
地目によっては建物を建てられない土地もあり、確認せずに購入してしまうと、土地だけ買って建物が建てられないという最悪の事態になりかねません。

また、沖縄でよく利用されている不動産情報サイト「うちなーらいふ」でも、多くの人が土地探しをしています。私自身もこのサイトを活用して土地を購入した経験がありますが、注意すべき点もあります。

  • 価格が安くても、建築不可の土地である場合がある
  • 必ずしも「悪徳業者」とは限りませんが、建てられない土地を安く掲載しているケースも存在
  • 安い土地で興味を引き、別の土地や建築プランを紹介されることもある

「掘り出し物に見える土地」こそ、現地確認・地目・接道条件・都市計画区域かどうかなど、細かいチェックが必要です。

沖縄の崖条例

建築できない土地とは、単に「山の中だから」や「安いから」というだけではなく、接道義務・崖条例・地目・都市計画・農地法・風致地区など、さまざまな法的条件が関係します。
たとえ建築可能な土地であっても、上水道が引かれていない、下水道や排水溝が無いといった場合には、浄化槽や排水設備を自分で整える必要があり、思った以上の費用や手間がかかります。

さらに、電気が通っていない土地の場合は、沖縄電力に電柱設置を依頼しますが、電柱を立てる土地の所有者の承諾が必要になるため、ここでも調整が必要です。


このように、価格だけで土地を決めてしまうと、あとになって「建てられない」「インフラが整わない」という問題に直面する可能性があります。
ですから、必ず専門家や土地に詳しい人へ相談し、十分な情報を得たうえで検討することが大切です。

その準備をしっかり行えば、掘り出し物の土地を見つけられるチャンスは必ずあります(時間をかければ見つかります!)。
そうした土地にタイニーハウスを建てれば、沖縄でのスローライフも夢ではありません。

ローコストで建てるタイニーハウスについてはこちらの記事をご覧ください。タイニーハウス 安く建てる方法 1.廃材を利用する 

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